あなたが毎日食べているお米、
「いつまでに食べたらいいか知らない」
「買ったままの袋で保管している」
心当たりありませんか?
お米を美味しく食べ続ける方法は適切な保管方法を“知っているか”、“知らないか”だけの違いです。
お米の賞味期限とは?
お米には賞味期限の記載が無い代わりに、精米した日を表示することが義務付けられています。
お米は精米すると、中身の白米部分が直接空気に触れるため酸化してしまいます。
酸化が進んでしまうと、お米は日々劣化して風味が落ちてしまいます。精米後のお米は、1ヶ月程度で食べきるのが目安です。
お米が酸化すると?
・風味が低下し、味が落ちる。
・栄養素(※1)が破壊され、失われる。
・健康に悪影響を及ぼす化合物が生成される。
・特有の酸化臭が発生し、香りが落ちる。
※1:ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンEなど
お米に虫がわく原因
お米にわく虫は嗅覚が非常に優れています。
酸化すると発生する特有の酸化臭が虫を誘引してしまいます。
また購入時の袋は簡単に食い破って侵入してしまうため、購入した袋のままでの保存は危険です。
お米の保存方法
お米の保存方法に関するアンケートでは「米びつを使用している」と解答された方が約6割で最も多い結果となっています。
次いで多かった回答が「買った袋のまま保存している」という方が約3割となっています。
一般的には“米びつ”もしくは“買ったままの袋”の2択が選ばれているようです。
※マイボイスコム株式会社調べ
お米の保存方法①【 買ったときの袋 】
追加で保存容器を用意しなくていいので、とにかく楽チンです。
しかし袋には通気性を確保するために、小さな穴が空いています。
ここから酸化が進んだり、虫に食い破られて袋内に侵入される危険性があります。
お米の保存方法②【 冷蔵庫 】
冷蔵庫内は温度や湿度が一定に保たれているのでお米には比較的良い環境です。
ただし5kgや10kgといったお米をまとめて冷蔵庫で保管するのは難しいです。
お米の保存方法③【 米びつ 】
密閉容器である米びつは虫の侵入を防ぐことが出来ます。
しかし米びつはプラスチックタイプが多く、温度や湿度の影響を強く受けてしまいます。
つまり米びつを保管する環境にも注意が必要です。
お米の保存方法④【 真空保存容器 】
一般的に使われている米びつ(密閉容器)と“真空保存容器”では酸化を抑える効果が比べものになりません。
酸化を抑えることで、栄養素や味、臭いを常に良い状態でキープ出来ます。
真空保存のメリット①
◎鮮度を維持する
買った時の袋や米櫃での保存であれば美味しく食べられる期間はおよそ1ヶ月程度と言われています。
しかし真空保存であれば酸化を最大限抑えることで2〜3ヶ月は鮮度を維持することが出来ます。
真空保存のメリット②
◎まとめ買いしても長持ち
容量の多いお米を買うことで、「節約にななる」「買いに行く手間を少なくする」などの理由から、最近ではお米のまとめ買いをする人が増えています。
2、3ヶ月分のお米をまとめて買っても、真空保存であれば味や臭いが損ねることなく保存することが出来ます。
真空保存のメリット③
◎害虫の侵入を防ぐ
お米は虫の被害を受けやすいですが、完全に密閉された真空状態で保存することで、虫の侵入はもちろん繁殖も防ぐことが出来ます。
真空保存のメリット④
◎容器があればOK
ニンニクに含まれるアリシンや、唐辛子の香り成分には防虫の効果があります。
米びつ用の防虫剤を含めこれらは定期的に交換する必要があり、手間がかかります。
真空保存では高い密閉度と真空状態が虫の侵入や発生を抑制するため、これらのアイテムを入れる必要は全くありません。
真空保存のメリット⑤
◎白米以外も保存が出来る
真空保存容器であれば白米はもちろん、玄米やオートミールでも保存することが可能です。
健康のために玄米やオートミールを買ったものの、食べ切る前に保存状態が悪くなって廃棄するという心配も無くなります。
真空保存のメリット⑥
◎食品ロスの削減が出来る
真空状態でお米を保存すると、保存期間を伸ばすことができます。
鮮度を保ちながら長期間の保存ができるため、未使用のお米を無駄に捨てることを防ぐことができます。
もっとお米を美味しく。
お米は日本の主食であり、私たちの食卓に欠かせない存在です。
しかし、お米の鮮度を維持することがどれほど重要か意識していますか?
お米を食べる喜びを最大限に引き出すためにも、鮮度にこだわった適切な保存方法を心掛けましょう。