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どうやってする?どれくらい持つ?OoBLE rice stockerの充電について
どうやってする?どれくらい持つ?OoBLE rice stockerの充電について

OoBLEはバッテリー充電式のため、電源コードをつないだままにする必要がなく、設置場所を選ばずお使いいただけます。
真空状態を維持し、食材の鮮度を保つためには定期的な充電が必要です。
本記事では、バッテリーの持続時間や充電方法についてご紹介します。
バッテリーはどれくらい持つ?
OoBLE rice stockerは、1日1回の真空・解除を行う使用条件で、約40日間連続してご使用いただけます。
ただし、実際の使用可能期間は真空や解除の回数によって変動します。
開閉頻度が多い場合や真空・解除を頻繁に行う場合は、バッテリーの消費が早くなることがあります。
バッテリー残量の確認方法
残量は簡単に確認できます。
真空ボタンを一度押すと、バッテリー残量インジケーターが点灯します。
● ランプ3個(白色)|満充電
充電は十分にあります。そのまま安心してご使用いただけます。
● ランプ2個(白色)|充電十分
まだ十分な残量がありますが、適宜追加の充電が安心です。
● ランプ1個(白色)|充電推奨
残量が少なくなっています。真空状態を維持するため、早めの充電をおすすめします。
● ランプ1個(赤色)|要充電
充電残量がほとんどありません。真空状態を維持できなくなる前に、すぐに充電してください。

充電に必要なものは?
充電には以下をご使用ください。
・付属のUSB Type-Cケーブル
・ACアダプタ(別売)
ACアダプタは、DC 5V / 1A以上のUSB出力に対応したものをご使用ください。
一般的なスマートフォン用のUSB充電器をご使用いただいて問題ありません。
家電量販店などでお求めいただけます。

USBケーブルは自分で用意しても大丈夫?
はい、ご使用いただけます。
一般的なスマートフォン向けのUSB Type-Cケーブルで充電可能です。
ただし、付属品以外のケーブルやACアダプタの使用に起因する故障や不具合につきましては、保証対象外となります。
安心してご使用いただくため、付属ケーブルのご利用をおすすめしております。
なお、当ショップでは交換用ケーブルの販売は行っておりません。
充電にかかる時間は?
充電時間はバッテリー残量によって異なります。
バッテリー残量がほとんどない状態から充電する場合は、約3時間で満充電となります。
残量が残っている場合は、それより短い時間で充電が完了します。
なお、充電時間は残量によって多少前後する場合があります。
充電中は操作できる?
はい、充電中でも通常どおりお使いいただけます。
真空ボタンによる真空化、解除ボタンによる真空解除のどちらも、充電しながら操作可能です。
充電中も保存機能に影響はありませんので、安心してご使用ください。
おすすめは月に1回の充電
使用状況や開閉頻度によって消費電力は異なりますが、月に1回程度の定期的な充電をおすすめしております。
毎月1日や月末など充電日を決めて、カレンダーやスマートフォンのリマインダーに登録しておくと安心です。
鮮度を守るために
OoBLEは真空状態を維持することで、食材の鮮度保持をサポートしています。
充電切れを防ぐことは、鮮度を守るための大切なポイントです。
ぜひ定期的な充電を習慣にして、安心してOoBLEをご活用ください。

OoBLE Fresh Kit 開発ストーリー 第2話
Fresh Kit 開発ストーリー 第2話

商品開発に難航・・・2年かけて辿り着いた利便性
商品開発責任者 船戸
開発に2年もかかってしまいました。
よく自炊をされる方でも、保存容器のフタそのものを強く意識することは、あまりないと思います。ただ、真空保存という仕組みを耐熱ガラス容器で使おうとした瞬間に、フタに求められる役割は一気に増えます。
真空保存は、鮮度を保つという点ではとても理にかなった仕組みです。ただ、空気を抜くことで密閉力が高まるため、その力がそのままフタの開けにくさとして現れてしまいます。ここが、構造上どうしても避けられない弱点でした。
「しっかり真空になるほど、フタは重く感じやすくなる。」
この矛盾をどう解決するかが、最初に立ちはだかった大きな課題です。
試作サンプル

さらに、OoBLEの真空保存は真空圧が強い分、その負荷を何度も繰り返し受け止められる耐久性も必要になります。真空保存と解除を一度行うだけであれば問題がなくても、毎日のように使われる中で、何百回と同じ動作が繰り返される。その状況に耐えられない構造では、長く安心して使ってもらうことはできません。
開けやすさと、真空性能。そして耐久性。この三つを同時に満たすフタを実現させることは、簡単な調整ではどうにもなりませんでした。少し改善すると、別の部分に影響が出る。その繰り返しの中で、設計を一から見直す判断を何度もしています。
結果として、フレッシュキットのフタが完成するまでに、構想から約2年の時間がかかりました。妥協せずに向き合い続けたからこそ、ようやく自分たちが納得できる品質にたどり着けたと思っています。

バルブの2段階構造で開けやすさを解決
真空容器の「開けにくさ」は、バルブ構造によって空気の通り道がしっかり確保されていないことが一番の原因です。初期サンプルでも、バルブを持ち上げて真空解除を行うこと自体はできていました。しかし、バルブは手を離すと重力で元の位置に戻ってしまい、その結果、再び密閉に近い状態になってしまう。一度は空気が入っても、フタを開けようとする瞬間に空気の通路が塞がれてしまうため、引っ掛かりや重さが残ります。
そこで着目したのが、バルブを単に持ち上げることではなく、真空解除後に空気の通路をきちんと維持する構造です。その結果採用したのが、バルブを持ち上げた状態を保持できる「2段階構造」でした。
この構造によって、指で軽く持ち上げるだけでバルブが下に戻らず、フタを開けるまで空気の通り道が確保されます。この点をクリアすることで、真空性能を維持したまま、開けやすさを大きく改善することができました。

柔軟性のコントロールで、利便性アップ
バルブには二枚の「かさ」のような構造がありますが、それぞれに明確な役割を持たせています。下側のかさは、真空保存時に容器としっかり密着する必要があるため、密閉性を優先して薄く設計しました。
一方、上側のかさは、指で持ち上げる動作を繰り返しても形状が崩れにくいよう、耐久性を重視して厚みを持たせています。

さらに意識したのが、バルブのつけ外しのしやすさです。真空保存容器は、衛生面を考えるとバルブも含めて毎回きちんと洗いたいという方が多いと思います。そこでフレッシュキットでは、無理な力を加えなくても取り外せるよう、バルブ底部のシリコン素材をあえて柔らかめに設計しました。指でつまんだときに余計な力を必要とせず、自然な動作で外せることを重視しています。
ただ、柔らかくしすぎてしまうと、繰り返し使う中で耐久性に影響が出てしまいます。そこで、真空保存を何度も行っても問題が出ない範囲を見極めながら、素材の硬さや形状を細かく調整しました。取り外しやすさと耐久性、そのどちらかに偏るのではなく、日常的に使い続けられるバランスを取ることを意識しています。こうした検証を重ねることで、洗いやすさと安心して使える強度の両立を図りました。
「ちゃんと閉まる」と「洗いやすい」を両立したパッキン
バルブと同じように、パッキンも「きちんと洗いたい」と考える方は多いはずです。
フレッシュキットでは、パッキンを簡単に取り外し・取り付けできる構造を採用しました。無理な力をかける必要がなく、洗うときも戻すときも手間やストレスをできるだけ減らす設計にしています。
ただし、パッキンは「外しやすければそれでいい」部品ではありません。真空保存では、パッキンのわずかなズレや密着不足が、そのまま真空性能の低下につながります。実際、初期の試作段階ではガラスのフチ部分だけで密閉する構造を採用していましたが、ほんの少しズレるだけで真空がかかりにくくなるケースがありました。見た目では問題がなくても密閉が甘くなり、結果としてやり直しが必要になることもあったのです。
そこでパッキンの構造を見直し、ガラスのフチだけでなく、容器の内側にも触れる設計に変更しました。この構造にすることで、フタを閉めたときに自然と正しい位置に収まり、ズレが起きにくくなります。意識しなくても正しい状態で密閉されるため、真空が安定しやすくなり、使うたびに迷いや不安が生まれにくくなりました。

真空圧と向き合って生まれた、フタ構造の答え
真空保存を前提とする以上、フタには高い耐久性が欠かせません。
保存と解除のたびにフタには一定の真空圧がかかり、その負荷は繰り返すほど少しずつ蓄積されていきます。短期間の使用では問題がなくても、長期間にわたって何百回、何千回と使われる中で変形や破損が起きてしまっては、安心して使い続けることはできません。そこでフレッシュキットでは、最初から「何度も真空保存を繰り返すこと」を前提に、フタの構造設計を行いました。
初期の試作段階では、フタの素材にABS樹脂を採用し、衝撃への強さや基本的な耐久性は確保できていました。しかし、真空保存と解除を繰り返す耐久シミュレーションを行う中で、真空圧が継続的にかかることで、フタ裏の特定の箇所に負担が集中しやすいことが分かってきました。

すぐに壊れるわけではないものの、長く使い続けることを考えると、十分とは言えない状態でした。
そこで着目したのが、フタ裏への梁構造の追加です。
フタ裏に梁を設けることで、真空圧による力を一点に集中させるのではなく、全体に分散させることができます。この構造変更によって、繰り返し真空状態になることによる歪みや変形が起きにくくなりました。
梁の設計は一律ではありません。
フレッシュキットは全5サイズありますが、容器の大きさが変われば、真空時にかかる圧力のバランスも変わります。そのため同じ構造を流用することはせず、サイズごとに真空圧のかかり方を想定し、梁の配置や厚みを個別に調整しました。見た目は同じフタに見えても、内部構造はサイズごとに最適化されています。
こうした設計が本当に有効かどうかを確かめるため、社内では真空圧を想定した耐久シミュレーションを繰り返しました。その結果、真空保存と解除を700回以上行っても、フタの変形や破損に問題がない水準まで耐久性を高めることができました。
こだわりを詰め込みました
今回は主に、ガラス容器のフタを中心に、フレッシュキットに込めたこだわりをお伝えしました。ただ、フレッシュキットはフタだけでなく、容器、バッグ、ポンプまでを含めたひとつのセットです。今回ご紹介しきれなかったポンプやバッグにも、同じように細かな工夫とこだわりを詰め込んでいます。手に取っていただいたお客様に、使う中でその違いに気づいてもらえたら、これほど嬉しいことはありません。

わずかな仕様変更でも追加で2〜3ヶ月かかってしまうため、構想から完成までには約2年の時間を要しました。それでも、焦って中途半端な状態で販売することなく、納得できる形で世に送り出せて本当によかったと感じています。フレッシュキットが、日々の料理や保存を、少しでも心地よい時間にできたら嬉しいです。
第3話
目指すのは、世界一おいしさをキープするブランド。
OoBLE Fresh Kit 開発ストーリー 第1話
Fresh Kit 開発ストーリー 第1話

OoBLEにとっての「良いデザイン」とは
共同創業者 山本
ライスストッカーを販売して見えたこと
OoBLEの主力商品である真空ライスストッカーは、ありがたいことに多くの方に手に取っていただくようになりました。実際に使ってくださったお客様から、レビューやメッセージを通して、さまざまな声をいただいています。
その中で、少しずつ増えてきたのが、「生鮮食品の保存にも使えないのか」「冷蔵庫や冷凍庫で使える真空保存容器は作らないのか」といったご要望でした。真空保存という仕組みそのものに価値を感じていただいているからこその声だと感じ、とても嬉しく思いました。

一方で、真空ライスストッカーは常温保存を前提に設計した商品なので、この1商品だけでご家庭の食品保存すべてをカバーすることは難しいという現実もありました。お客様の期待に応えたい気持ちと、商品の役割との間で、少し悩むようになったのも正直なところです。
ただ、この状況を「足りない」と考えるのではなく、「まだ手を伸ばせていない領域がある」と捉えるようになりました。常温保存についてはライスストッカーがしっかり役割を果たしている。そうであれば、冷蔵庫や冷凍庫でも、同じ真空保存の価値を届けられる商品があってもいいのではないか。そう考えるようになったことが、フレッシュキットの開発を始めたきっかけです。

OoBLEにとっての「良いデザイン」とは
フレッシュキットの企画を考え始めたとき、あらためて向き合うことになったのが、「OoBLEにとって、良いデザインとは何か」という問いでした。冷蔵庫や冷凍庫で使う保存容器は、ライスストッカーとは使われ方も環境もまったく異なります。

「あの商品はデザインが良いよね」という言葉は、日常の中でよく聞く表現だと思います。多くの場合、それは見た目の美しさや第一印象の良さに対して使われています。もちろん、それもデザインの大切な要素のひとつだと感じています。
ただ、改めて「デザイン」について向き合う中で、その言葉について少し立ち止まって考えるようになりました。これは私だけじゃないと思うのですが、見た目は洗練されているのに、実際に使ってみると操作が分かりにくかったり、機能が多すぎて結局使わなくなる商品に出会うことがあります。外側はきれいなのに、裏側の作りを見ると簡素で、長く使うことを前提にしていないように感じる商品に出会うこともありました。それなりの値段を出して買った商品であればあるほど、「うーん…」という、なんともいえない気持ちになることがあります。
私が考える「良いデザイン」は、外観の美しさだけで完結するものではありません。使うたびにストレスを感じないこと、誰でも自然に使えること、そして長く使い続けられること。そうした体験も含めて、はじめてデザインとして成立するのではないかと思っています。

なぜ、フレッシュキットはこの形になったのか
最初から今の形を想定していたわけではありません。むしろ、企画の初期段階では「こうした方が分かりやすいのではないか」「この方が親切なのではないか」という案をいくつも検討していました。
たとえば、最初は取手付きの容器を作ろうとしていた時期があります。保存容器に取手があれば、持ち上げやすくて便利そうに見えますし、使う人にとっても親切な設計に思えました。ただ、実際に試作を重ねていく中で、取手があることで洗いにくくなったり、収納時にかさばったりすることが気になり始めました。最終的には、構造そのものを見直すことで、取手がなくても自然に開けやすいフタを実現できる可能性が見えてきたため、この案はやめる判断をしました。

また、容器を積み重ねたときの安定感についても、当初はカチッとはまるような凹凸をつける設計を検討していました。積み重ねたときにズレにくく、フィット感が分かりやすい構造です。ただ、この凹凸があることで、見た目が少し騒がしくなったり、洗うときに汚れが残りやすくなったりすることが分かってきました。検討を重ねた結果、凹凸で固定するのではなく、外側にフチをつけて天面をフラットにすることで、見た目の落ち着きと安定感の両方を確保できる形に落ち着きました。

こうした判断は、最初から正解が見えていたわけではありません。便利そう、分かりやすそうという理由で採用しようとした案を、一度立ち止まって見直し、実際の使い勝手や日常の動作に照らし合わせて、やめる決断をする。その繰り返しです。最初からシンプルにしようとしていたというよりも、試行錯誤を重ねる中で「なくても困らないもの」を一つずつ手放していった結果、今の形にたどり着いたのだと感じています。

商品単体ではなく、ブランドとしてどう見えるか
もうひとつ大切にしていたのが、「この商品単体でどう見えるか」だけで判断しないことでした。OoBLEとして商品をつくる以上、他のラインナップと並んだときに、同じ思想から生まれたものとして感じられるかどうかは、とても重要だと考えています。
主力商品であるライスストッカーもそうですが、どちらも真空保存という共通の価値を持った道具です。形やサイズは違っても、キッチンに並んだときに、「同じブランドのものだ」と自然に分かること。その違和感のなさは、後から調整できるものではなく、企画のかなり初期段階から意識しておく必要がありました。

色味についても、フレッシュキット単体で映えるかどうかではなく、ライスストッカーと並んだときの印象を何度も確認しています。白とグレーを基調にした落ち着いたトーンは、目立たせるためというより、生活の中に置いたときに浮かないことを優先した結果です。「今回もOoBLEらしいね」と言ってもらえるような、そんな一貫性を大切にしたいと思っています。

また、フレッシュキットのサイズ展開についても、あとから必要に応じて増やすのではなく、最初から複数サイズを揃える判断をしました。食材やレシピ、使う人の暮らし方によって、「ちょうどいいサイズ」は変わります。選択肢を用意することで、使う人が自分の生活に合わせて選べる。その余地を残すことも、OoBLEが考えるデザインの一部です。


商品を通して実現したいのは、何かを主張することではなく、使う人の気持ちが少し整うような感覚です。冷蔵庫に並んでいるだけで、どこか落ち着いた雰囲気がある。そんな道具が、毎日の生活の中に自然に溶け込んでくれたら嬉しいと思っています。

フレッシュキットも、真空米びつも、目指しているのは同じ方向です。商品は違っても、考え方は変わらない。その積み重ねが、OoBLEというブランドを少しずつ形づくっていくのだと思っています。
遊び心もいくつか取り入れています
実はフレッシュキットには、ちょっとした遊び心も入れています。正直なところ、気づいてもらえなくても全然かまいませんし、知らなくても使い勝手には何の影響もありません。ただ、つくる側としては、こういう要素を仕込むのが単純に楽しいのです。
OoBLEの名前の由来にもなっている二重丸(◎)のモチーフは、その分かりやすい例です。ポンプを真上から見たときの形だったり、容器やバッグの吸引口だったりと、実はいろいろな場所にこっそり二重丸を入れています。バルブ単体で見たときにも同じモチーフが隠れているのですが、これは言われないとまず気づかないと思います。


ポンプの形状にも、少し遊び心を入れています。よく見ると、下に向かってわずかに広がる末広がりの形になっていて、縁起の良さを意識したデザインです。また、側面には六角形のハニカム柄を取り入れていますが、これも単なる装飾ではなく、それぞれに意味を込めています。

さらに、ポンプで吸引しているときに点灯するブリーズライトも、個人的に気に入っているポイントです。真空に向かっていく動きに合わせて光る様子が、どこか呼吸をしているように見える。この機能自体はなくても困らないかもしれませんが、使うたびに少しだけ気持ちが動く、そんな体験になればいいなと思っています。
こうした遊び心は、決して目立たせたいわけではありません。むしろ、さっきもお伝えしたように気づかれなくてもいいとさえ思っています。ただ、あまりにもシンプルに振り切ってしまうと、道具としては正しくても、どこか味気なくなってしまう。機能性や使いやすさを大切にしながら、その中に少しだけ人の気配が感じられること。そういったバランスを、今後もOoBLEとして大事にしていきたいと考えています。
第2話

OoBLE Fresh Kit 開発ストーリー 第3話
Fresh Kit 開発ストーリー 第3話

目指すのは、世界一おいしさをキープするブランド。
OoBLE 共同創業者 山本・立岩
ここまで、OoBLEのものづくりについて、2話にわたってお話ししてきました。第1話では、私たちがどのような価値観でプロダクトを考えているのか。第2話では、フレッシュキットを形にするまでの技術的な工夫や、現場での試行錯誤についてお伝えしてきました。
そして今回は少し視点を変えて、プロダクトの背景にある、僕たち自身の考えについてお話ししたいと思います。OoBLEとして、何を大切にしながらものづくりを続けているのか。そして、これからどこを目指していきたいのか。そのあたりを、あらためて言葉にしてみたいと思います。
その話に入る前に、まずはフレッシュキットを使ったときの、ある小さな体験から始めさせてください。ここからは、共同創業者である山本と立岩の対話をもとにお届けします。
あの「プシュッ」という音の安心感
山本
フレッシュキットを使っていて、個人的に印象に残っているのが、真空を解除する瞬間の感覚なんです。バルブを持ち上げたときに「プシュッ」という音がしますよね。この音を聞くたびに、「あ、ちゃんと真空になっていたんだな」って思わせてくれるんですよ。

立岩
分かります。ただフタが開くだけじゃなくて、中の空気がしっかり守られていたことが伝わってくる感じがありますよね。音だから目に見えるわけではないんですけど、あの体験があることで、真空保存という仕組みが少し身近になる気がします。音や手応え、フタを開けたときの軽さ。そういう小さな体験の積み重ねが、「ちゃんと守られていた」という実感につながっているんだと思います。

山本
中身を目で見なくても、まだ食べていなくても、音ひとつで「ちゃんと新鮮さをキープできていた」と分かる。この安心感って、けっこう大事ですよね。真空保存って、言葉で説明しようとすると少し難しくなりがちで、どうしても性能や数値の話になってしまう。でも実際に日常の中で使っていると、記憶に残るのは、こうした感覚の部分だったりするなと感じています。
選ばれる理由を、どこに置くか
立岩
真空保存って、今でこそ少しずつ知られるようになってきましたけど、僕たちがOoBLEを立ち上げた当初は、まだかなり限られた人のものだったと思います。便利そうではあるけれど、「そこまでしなくてもいいんじゃないか」とか、「特別な人が使うものなんじゃないか」という印象も強かった。日常の道具というよりは、少し構えて使うもの、という空気感があった気がします。生活の中で当たり前に使われている存在では、決してなかったですよね。

山本
そうですね。実際に使ってみると、食材の持ちや鮮度の違いを感じてもらえることは多かったんですが、それが最初から伝わるかというと、なかなか難しい部分もありました。やっぱり一度体験してもらわないと分からないところがある。ただ、その体験をした方からは「すごく効果を感じる」とか「もっと早く知りたかった」という声をいただくことも増えてきました。今では少しずつ真空保存を使う人が増えて、市場自体は確実に広がってきていると感じています。

立岩
市場が大きくなり、真空保存容器が増えていく中で、OoBLEはどこに立ちたいのか、どんな存在でありたいのか。僕たちはそこを常に考えています。ただ真空ができる、ただ便利、というだけでは、選ばれ続ける理由にはならないと思っています。価格や機能の比較だけで判断される存在になってしまうと、僕たちが目指している方向とは少し違う気がするんです。だからこそ大切にしたいのが、真空保存という技術を通して、どんな体験を届けられるのかということです。暮らしの中で自然に安心を感じてもらえる存在であること。その姿勢を丁寧に伝え続けていくことが、OoBLEの立ち位置なんじゃないかなと感じていますし、そこはこれからもぶらさずにいたいと思っています。

僕たちが目指しているもの
山本
OoBLEを立ち上げたときに、ミッション・ビジョン・バリューを言葉にしました。でも、正直に言うと、立派なスローガンを掲げたかったわけではありません。僕たち自身が、ものづくりをしていく中で迷ったときに、立ち返れる軸が欲しかったんだと思います。
「真空保存で、毎日の食卓においしさと安心を届ける」
このミッションも、真空という技術を広めたいというより、その先にある日常を見て出てきた言葉でした。特別な日のごはんじゃなくて、何気ない毎日の食卓。その中で、ちゃんとおいしい状態が続いていること、そして安心して使えること。その価値を届けたいという気持ちが根っこにあります。

「一家に一台、OoBLEを」
というビジョンも同じで、たくさん売りたいという話ではありません。気づいたら冷蔵庫やキッチンにあって、毎日の生活を静かに支えている存在でありたい。真空保存が当たり前になった未来の中で、自然とOoBLEが選ばれている。そんな姿を思い描いています。
だからこそ、デザインも、技術も、使いやすさも、どれか一つだけでは足りない。安心と快適さをどう届けるか、お客様の声にどう向き合うか、難しいことをどう分かりやすくするか。その全部を積み重ねていくことが、僕たちが目指しているOoBLEの姿なんだと思っています。

立岩
このミッションやビジョンは、言葉として掲げるだけでは意味がないと思っています。日々の判断や、商品づくりの細かい場面でどう体現していくかが大事なんですよね。正直、こういう考え方って、社内にすぐ浸透するものではありません。時間もかかりますし、何度も繰り返し共有していく必要があると思っています。
でも、その時間をかけること自体が、実は大事なんじゃないかとも感じています。一つひとつのプロジェクトの中で、「これはおいしさや安心につながっているか」と立ち止まって考える。その問いを、チームの中で当たり前にしていくこと。そういう積み重ねが、少しずつブランドの土台になっていくのかなと。

ミッションやビジョンは、きれいに掲げるためのものではなくて、日々の現場で判断に迷ったときに戻ってくる場所だと思っています。だからこそ、僕たち共同創業者が、心からそれを信じて、繰り返し言葉にしていかないといけない。商品企画でも、デザインでも、お客様対応でも、「OoBLEとしてどうありたいか」を軸に考える。その姿勢を、まずは自分たちが体現していくことが大事なんだと思っています。
山本が言葉にした軸を、僕も同じ目線で共有しながら、日々の具体的な形に落とし込んでいく。その繰り返しが、結果としてOoBLEらしさになっていくのかなと感じています。

フレッシュキットの“おもしろさ”
山本
フレッシュキットのおもしろさって、正直なところ「こう使ってください」と決めきっていないところにあると思っています。お肉や野菜を保存するための容器ではあるんですが、それだけに用途を限定していない。何を入れてもいいし、どう使ってもいい。使う人それぞれの生活に合わせて、役割が自然と変わっていく。その余白があるのが、この商品の一番の魅力だなと感じています。
真空保存という機能はしっかり備えていますが、それをどう活かすかは使う人次第。フレッシュキットが生活に合わせてなじんでいく感覚を、大事にしたいと思っています。
立岩
開発している側としても、「どんな使い方をされるんだろう」と楽しみになる商品だと思っています。作り置き用として使う人もいれば、下ごしらえした食材をまとめて保存する人もいる。それに冷蔵庫の使い方や収納の仕方も、家庭ごとに本当に違うんですよね。正解がひとつではないからこそ、フレッシュキットも使い方を固定しすぎないほうがいい。その柔軟さが、この商品の“おもしろさ”につながっている気がします。

山本
確かに、今回フレッシュキットを作る中で、料理をよくするスタッフや身近な人たちに話を聞いてみたんですが、意外と冷蔵庫の使い方や作り置きの工夫って、人それぞれなんだなとあらためて感じました。すごく身近なことなのに、「こうするべき」という共通の正解はあまり語られていない。
だからこそ、フレッシュキットをきっかけに、「こういう使い方もあるんだ」と発見してもらえたら嬉しいですし、そこから自分なりの使い方を見つけてもらえたらいいなと思っています。今後は、レシピや保存の工夫、冷蔵庫の整理の仕方なども含めて、フレッシュキットのある暮らしを、もっと具体的に発信していきたいと考えています。

OoBLEが売っているのは「安心」
立岩
ライスストッカーを販売するなかで、これまでたくさんのお客様の声に目を通してきましたが、レビューの中で何度も出てくる言葉があります。それが「安心」という言葉です。最初は正直、そこまで意識していなかったんですが、繰り返し目にするうちに、「ああ、僕たちはこれを届けているんだな」と思うようになりました。

真空保存ができること自体ももちろん価値なんですが、それ以上に、「ちゃんと守れている」「これなら大丈夫」と思ってもらえること。その感覚があるからこそ、毎日の中で使い続けてもらえるんだと思います。食材って、家族の体に入るものですし、毎日の食事に直結しています。だからこそ、少しの不安があるだけで、使うこと自体をためらってしまう。
OoBLEが目指しているのは、そういう不安をできるだけ減らすことです。使い方に迷わないこと、扱いにくさを感じないこと、そして「これなら任せられる」と思ってもらえること。その積み重ねが、結果として安心につながっていく。僕たちは商品を通して、その安心を届けているんじゃないかなと感じています。

山本
安心って、すごく抽象的な言葉だと思うんですけど、毎日の暮らしの中では、意外と一番大事なものだったりしますよね。フレッシュキットを使うときも、「ちゃんと保存できているかな」と気にし続ける必要がない。その状態をつくることが、結果的に食事をつくる時間や気持ちの余裕につながっていくんだと思います。
僕たちは、商品を通して何かを主張したいというより、「これを使っていれば大丈夫」と思ってもらえる存在でありたい。その安心感こそが、OoBLEが届けたい価値なんだと、今は感じています。

最後に
OoBLEが目指しているのは、ひとつの商品を売り続けることではありません。ライスストッカーやフレッシュキットのような個々のプロダクトは、そのための手段であって、ゴールではないと考えています。
大切にしているのは、あらゆる食材、あらゆるシーンで、「鮮度を守る」という価値をきちんと届け続けることです。常温でも、冷蔵でも、冷凍でも。家庭の中のさまざまな場面で、そのときどきに合った保存の選択肢を用意できる存在でありたい。その意味で、OoBLEは「食材保存のソリューションブランド」でありたいと考えています。

フレッシュキットは、その取り組みのひとつにすぎません。これからも、鮮度をキープすること、安心して使えることを軸にしながら、暮らしの中で本当に役立つプロダクトを、少しずつ生み出していく予定です。派手さはなくても、毎日の食卓を静かに支える。そんな存在であり続けたいと思っています。

真空保存という選択肢が、もっと当たり前になる未来。その中で、OoBLE製品が自然に選ばれている状態をつくっていきたい。ぜひ、フレッシュキットをはじめとしたOoBLEのプロダクトを、毎日の暮らしの中で使ってみてください。そこから始まる体験を、我々はこれからも大切に育てていきます。
OoBLE gray 新登場
OoBLE gray 新登場
2000台限定販売
JOURNAL STANDARD FURNITURE監修

OoBLE代表の立岩です。
今回は、私たちにとって“新しい挑戦”になります。
2025年7月4日18時より、
JOURNAL STANDARD FURNITUREとの
コラボ商品をmakuakeにて販売いたします。
正直に言うと、
最初にこのお話をいただいたときは、少し悩みました。
OoBLEが大切にしてきた世界観を崩してしまわないか?
いつも応援してくれているお客様はどう感じるだろう?
本当に、自信を持って届けられる商品になるのか?
そんな思いが頭をよぎったのです。
今回のコラボでは、プロダクトデザインを
JOURNAL STANDARD側が全面監修。
完成イメージを見せてもらったとき、
私たちは驚きました。
グレーカラーの本体だけでなく、
本来シルバーだったフタの円形部分まで、
すべてがグレーに統一されていたのです。
まさに全身グレー。
これまでの常識からすれば、
ちょっと“攻めすぎ”な印象。
社内でも「これは思い切ったな〜」と
話題になったのを覚えています。
でも――
実物のサンプルが届いて、
実際に手に取ってみたとき。
その印象は一気に変わりました。
「あ、これ、めちゃくちゃいい」
ブラックの重厚感やホワイトの清潔感とはまた違う、
どこかやさしくて、やわらかい空気をまとっているんです。
そして何より、
キッチン空間にものすごく自然に馴染む。
主張しすぎず、でも確かに存在感がある。
これは、OoBLEの世界観を守るどころか、
今までになかった新しい表情を
引き出してくれるデザインかもしれない。
販売前にもかかわらず、
「このお話をいただけて本当によかった」と、
今では心から思っています。
また、今回は限定コラボ仕様ということで、
フタには「JOURNAL STANDARD FURNITURE × OoBLE」の文字が並びます。
この特別感も、これまでのOoBLEにはなかった新しさです。
販売数:2,000個限定(再販予定なし)
展開サイズ:ミニサイズのみ
makuakeでお得に購入できる
リターン内容は以下の通りです。
たった一度きりのコラボ企画なので
どうぞ楽しみにお待ちください。